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リスニング力を高めるコツ

英語を聞くことがリスニング力を高める方法でしょうか?

それだけではありません。もっととっておきの方法があります。

そこで、どうすればリスニング力を高めることができるのかについて解説します。


リスニング力を高めるコツ

「英会話学校の先生が喋っている英語は聞き取れるけれど、海外旅行に行って外国人と話をしたら何を言っているのかさっぱり分からなかった。だから、リスニング力をつけたいんです、どうすれば良いですか?」
という相談をよく受けます。
リスニング力をつけるために、理解できない英語をシャワーのように浴びて聞いている人がいますが、あまりお勧めできません。
英語を聞くよりも英語をたくさん読むことの方がリスニング力アップにつながります。
本物の英語を読むことで頭の中に英文が蓄積されます。英語学習では英語をたくさんインプットすれば、相手が何を言うか予測ができるようになります。だからリスニング力が向上するのです。

日本語の例で説明しましょう。
「お母さん、このおかずちょっと味が薄くない?」
「そうなの、お醤油をきらしちゃって。近くのスーパーに急いで買いに行ったんだけど(    )」
さて、お母さんはこのあと何と言ったでしょうか?
(   )の中には否定文が入ることは分かりますよね?
「もうお店が閉まっていてお醤油は買えなかったの」みたいな言葉が続くはずです。
「お醤油を買ったわ」のような肯定文が続くとは誰も考えません。
否定形が来ると分かっているから適当に聞き流していても相手の言うことは理解できます。
もし、次にどのような言葉が続くのか見当もつかないとしたら、相手の話を真剣に聞いていないと理解できません。
予測できるから相手の話が理解できるのです。

このように我々は相手の話を聞きながら無意識のうちに次に来る言葉を予測しています。

コメディアンの話を聞いていて面白いのは、予期せぬ方向に話が展開するからです。つまり予測を裏切った話になる。
こうかと思ったら全然違うことを言うから話が面白いのです。

聞き取ることに必死になっていると予測することができないので、コメディアンの話を聞いても笑うことすらできません。何がおかしいのかが分からないのです。

次に反意語が来るのか?仮定が来るのか?否定文が来るのか肯定文が来るのか?そういう予測ができるようになるにはどうすれば良いのでしょうか?
これが分かればリスニング力がアップします。

その方法は、じつはたくさんの英語をインプットすることなんです。
丸暗記するみたいに一生懸命覚える必要はないですが、大量の英文をインプットすることにより似たような表現をたくさん頭の中に入れるのです。
似たような表現とは言い換えれば決まり文句です。
決まり文句をたくさん覚えればリスニング力は高まります。

さて、インプットの仕方には大きく2つの方法があります。
リスニング、つまり大量の英語を聴く方法。
もう一つは大量の英文を読む方法。
英語学習で効率が良い方法はどちらでしょうか?

人間は聞く能力よりも読む能力の方が優れています。
日本語で書かれた本を1ページを聴くのにかかる時間(つまり音読するのにかかる時間)と黙読するのにかかる時間を比べると黙読の方が圧倒的に速いです。
たくさんの英文を読むことができればリスニング力はアップします。
英語教育に半生を注いでいらっしゃる赤井田拓弥氏(株式会社ナラボー・プレス 社長)は、日本人の英語力と効果的な英語学習法(非売品 発行:同社 出版年不明)の中で「読めるようになると、聞けるようになる。→つまり、読めなければ聞き取れない。」と書かれています(p. 38)。

海外の大学院に留学して膨大な量の英文を読んだら英語が話せるようになったという知人がいます。
読むことがリスニング力につながるというある意味新鮮な話ですが真実なのです。

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